Asterisk - アスタリスク -

説明するほどでもないブログ

「ムシウタ 15.夢謳う虫たち(下)」 読みました。

どうも。

ついに終わってしまいました、ムシウタ
あとがき読んでビックリ、第一巻が発行されてから十一年も立つんですね。

では、感想をツラツラと・・・

【1】
全ての登場人物が役目を果たしているのが、凄いと思いました。
「当たり前のことじゃん」ってなるけど、大体のお話って主人公がパワーアップして敵を倒すと思います。
が、このシリーズではそんなことは一切ない。
各個人のもつ能力が「この為にあったのか!」と思えるほどに、よく考えて話をつくってるなと。

【2】
大体のお話って仲間が「先に行け!」みたいなセリフ吐いて、以降の物語から消えると思います。
が、このシリーズではそんなことない。
むしろ自ら命を懸けて先に行きます。
"千莉"、"リコル"、"初季"が成虫化で本気出したシーンはヤバかった。
"霞王"、"照"の成虫化もありましたね。
おそらく"霞王"の成虫化のビジュアルって、凄いかっけーことになってると思うんですがw

【3】
読みながら誰もが気付いていたであろう、"大喰い"。
いつ登場してくるのかと待ってたら、「ここで出てくるか」って感じでしたね。
出てきて速攻でタコ殴りにされて消滅・・・ちょっとだけ無理やりだったかな?

【4】
戦いが終わったあと、いわゆる後日談というやつ。
いい感じに纏まってて、嬉しかったです。
"霞王"の愚痴るシーンから始まってるのが何ともw
"大助"と"詩歌"の再会、感動しました・・・。


全くシリーズを読んだことのない人は Wiki で調べてみて下さい。
ごっつい登場人物が多いです、その大半が物語の中のどこかで繋がってるんです。
そう考えると、小説を書く、物語を書ける人って凄いなぁーって。ヽ(゜▽、゜)ノ

(頑張って、続編とか・・・ムリですよねーw)


以上です。